佐川美術館 – ガウディとサグラダ・ファミリア展に行ってきました

2023-12-04

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佐川美術館

滋賀県守山市にある佐川美術館に行ってきました。車でよく前を通っていたので、以前から一度訪れてみたいと思っていました。

佐川美術館

佐川美術館は、設立母体の佐川急便株式会社が創業40周年記念事業の一環として、 琵琶湖を望む美しい自然に囲まれた近江・守山の地に1998年3月に開館いたしました。 日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂直入の作品を中心に展示し、さまざまな文化事業を通じて、芸術・文化の振興と発展に少しでも貢献できればと願っております。 出会いを求めて地域社会をはじめ世界に開かれた美術館を目指しています。

四季のうつろいに映える建築美

遠くに比叡山・比良山を仰ぎ、目前に琵琶湖をのぞむ風光明媚な地に位置する佐川美術館。
敷地の大部分を占める水庭に浮かぶようにたたずむ3棟の建物は、四季のうつろいのなかで、さまざまな表情を見せます。 自然美との調和にも配慮されたその建築美は多方面で高い評価をいただいています。

(公式サイトより引用)

エントランスホールにはブロンズ像やサグラダ・ファミリアの模型などが飾られてありました。
本館の他、階段を降りると「樂吉左衞門館」があります ※今回、階段下は見ていないのですが
階段下にはホールとベンチがあり幻想的な雰囲気が漂っているようです。
あと、コーヒーショップや茶室見学(予約制)などもありました。
佐川美術館では企画展の入場で常設展も楽しむことができるようです。
今回は閉館時間が迫っていて観ることが出来なかったのですが、別の機会にゆっくり楽しみたいと思います。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

今回開催されるガウディ展は、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、この聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていくものです。図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光を当て、100 点以上の図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながらガウディ建築の豊かな世界に迫ります。

(公式サイトより引用)

有名な建築物のサグラダ・ファミリア。
いつか行ってみたい場所リストのひとつですが、実物を観に行くのはいつになるのか。
そう思っていましたが、佐川美術館で展示されると知り「これは行っておかないと」と。

結局、開催期間のギリギリになってしまいました。
通路にはサグラダ・ファミリアの各年代ごとの写真が飾られていて、初期のころの写真はモノクロでした。

展示室

展示場入口には、サグラダ・ファミリア聖堂会長でバルセロナ大司教のジュアン・ジュセップ・オメヤ・イ・オメヤ枢機卿やサグラダ・ファミリア聖堂の会長代理エステベ・カンプスさんからのメッセージが映像と共に展示されていました。
事前にチケットをネット予約します。
人が少なそうな時間帯を選んだつもりですが、展示ブースは人で溢れていました。

絵画の展示ですと、少しの説明書きを見て絵画をじっくり観る。というイメージですが、
今回の展示では図面や資料などが多く、図面や文章をじっくり観る方が多いのでなかなか前に進めません。
展示してある模型や写真などをメインで観て、内容は後で図録などでじっくり読むことにしました。
展示室内は撮影禁止のため、ポスターなどの撮影のみです。

館内

展示物を見た後は、隣接しているミュージアムショップでグッズや図録を探してみます。
何故か?キャラクターとのコラボグッズが沢山売っていました。
ポストカードを数枚選んで、図録のサンプルをパラパラと見てあまりの分厚さに断念。

図録の代わりに「Casa BRUTUS特別編集 ガウディと井上雄彦 新装版」を購入することに。
漫画スラムダンクの作者である井上雄彦さんによる作品です。
井上雄彦さんはかつてガウディ巡礼と称し、バルセロナに滞在してサグラダ・ファミリアをはじめ様々なガウディ建築物を訪れてスケッチし探求した旅を記したものだそうです。
アントニ・ガウディの人間像を描くために、井上雄彦さんはガウディゆかりの地を旅し、建設が進むサグラダ・ファミリアでは、ガウディの遺志を継ぐ彫刻家さんや模型職人さんたちを取材されたそうです。
付録のアイデアノートにはその時のイラストも描かれています。
展示物を観る前に、予備知識をもう少し蓄えておけば良かったなあと感じました。
そんな反省点も踏まえて、この本を読みたいと思います。

ピエリ守山

スーパー銭湯「水春」に行く予定だったので、その前にショッピングモールのピエリ守山を散策。
クリスマスのライトアップもされていました。
久しぶりに行くと新しい店舗が入っていたので覗いてみました。

Standard Products(スタンダードプロダクツ)
ダイソーの高級路線ブランドだそうで、全体的にグレーや白などの落ち着いたカラーで良い感じでした。
中には無印良品にそっくりな商品もありましたが…

何点か購入してみました。ウェットティッシュの外装のカラーが好みです。
滋賀県ではピエリ守山の一店舗だけのようです(2023/12/02時点)

おまけ

美術館を出ると夕陽に照らされたススキがキレイだったので少し散歩しました。
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